それが問題と誰が決めたのか?
NLPのメタモデルの判断基準に関して学んで行きましょう。
皆さんご自身や友人、パートナー、仲間等を見ていて、
感じたことがありませんか?
「どうしてそういう結論になったんだろうか?」
自分のことでしたら、後から振り返って、
人のことでしたら、話を聞きながら、
客觀的に見ると、「そんなことないよ」ということを
本人が思い込んでいることってありませんか?
具体的には、仕事上でミスをしたとします。
そのミスを自己責任で受け入れて、なんとかしようと
するのは、とても素晴らしいことです。
しかし、それによってミスをした自分には
能力がない、価値がない、頑張りが足りないと
過剰に自分を追い込んでいくのはどうでしょうか?
もちろん、それがご自身のモチベーションとして
機能する方にとっては、何も問題はありません。
しかし、多くの方にとっては足かせになって、
NLPでいうセルフイメージを下げているきっかけになっています。
そんな時に、使えるのがNLPのメタモデルの質問です。
もしも、自分自身や話している相手がそのような状態に
なっていることに気づいたら、次のような質問をしてみおましょう。
「それは誰が決めたの?」
この質問は大切です。
一般的な概念として、ミスをした自分はダメだと
思っていたかもしれませんし、誰かに言われたのかもしれません。
この質問の目的は、最終的には自分で選べることに気づくことです。
全ては、自分で決めていたこと、思い込んだことだと気づいた時、
結果や何かに対する評価は、自分で選択して、決めることが
できることに気づきます。
是非、この質問を使ってみてください。
そして、以前にお伝えしたかもしれませんが、
「本当に?」と併用するとパワフルです。