ものごとの構造を知るための言語化・概念化
メタ言語についてご紹介します。
NLPセミナーで学べるメタモデルについてお伝えします。
その中から、「名詞化」を学ぶことで得られる成果をお伝えします。
一言で言えば、ものごとの背景・本質・構造・具体性に目を向ける力が身につきます。
そして、ものごとの本質・背景・構造・具体性を明確にする力が身につきます。
これらを言語化・概念化し、具体的に、明確にします。
NLPのメタモデルの「名詞化」は、大きく3つの場面で使うことができます。
メタモデルの他の内容も共通しています。
1、自分自身の言語化・概念化
2、関わる人の言語化・概念化
3、必要な情報などの言語化・概念化
上記の3つの場面で使いますが、言語化・概念化することで、
具体的に何が起きているのかを知ることができます。
もう少し、分かりやすいように、NLPのメタモデルの「名詞化」をご紹介します。
例えば、あなたが上司の立場で、部下から商談の報告を聞くとします。
この時に、ことこまかく、順に説明されたら時間がかかります。
全ての説明は不要です。
ですので、ある程度のプロセスを一つにまとめて、一つの言葉に集約します。
それを名詞化と言います。
「契約に関する今後の段取りについて、話を詰めてきました」
という報告を受けたとします。この時に、今後の段取りとは何でしょうか?
上司は部下と共通の認識を持っているから分かります。
しかし、「今後の段取り」の持つ意味(プロセス)には、
複数の項目・細かい手順・留意点などが含まれています。
ですから、自分の知らないことについて名詞化されている場合、
重要なことは具体的にしていく必要があります。
では、NLPのメタモデルの名詞化の質問と見方をご紹介します。
◯名詞化
・誰が、どのように?
このようなメタモデルの名詞化の考え方と質問は以下のように使えます。
・具体的に何が起きたかを明確できる。
・言語化・概念化をすることができる。
・ものごとの構造を知ることができる。
・具体的にすることで。フィードバックしやすくなる。
・起きたこと、必要なことを具体的に聞くことができる
・一度、言語化・概念化することで、共通認識を持ち、意思の疎通ができる。
・コミュニケーションのすれ違いを防ぐことができる。
NLPのメタモデルの名詞化は、コミュニケーションで欠かせません。
特に、仕事や大切な場面。大事な人との関わりで力を発揮します。
曖昧な思考を、具体的にしていきましょう。