こどもの目線でメタ言語を考える
こんにちは。3月に入りました。だんだん暖かくなってきましたね!(*^◇^*)
お受験ピークはもう過ぎたのでしょうか。最近は小さなこどもたちが、有名私立校に入学するため、受験をすることも珍しいことではなくなりました。実際にご家庭のお子さんが受験した、と言う人も多いのではないでしょうか。
でも、最近よく言われるようになったのが、『国語が苦手なコが増えた』ということ。これはちょっと気になりますね。国語、つまり母国語ですから、これが苦手だとか、コミュニケーションで正しく使えていないというのは、これからの日本の将来にも関わってくることでは・・・と、ちょっと危惧しています。
確かに私たちは、母国語である言語を、小さな頃から特に意識することなく、使っていますよね。でも、”メタ言語”という視点から考えたとき、母国語の音と、その意味のつながりなども、本当は小さな頃から意識させることも大切なのかもしれません。
小さなこどもが時々、不思議な質問や大人には思いつかないようなことを言うのも、そういった言葉に含まれている感性を純粋に、そして敏感に捉えていることの表れなのかもしれませんね。こどもの言語観やメタ言語能力を伸ばしたいと思ったなら、わたしたち大人も、頭ごなしに決め付けて話すのではなく、こどもの目線で言葉を考える、というキッカケがあっても良いのではないでしょうか。こどもの言語観が高くなれば、きっと国語を苦手だと意識する人も減ってくるのではないかと思います。